静岡新聞に掲載 遠州灘のハモかば焼き丼に

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静岡新聞4月28日朝刊に掲載いただきましたので転載して紹介させていただきます。

遠州灘のハモかば焼き丼に 来月から浜松の14店舗

遠州灘で漁獲されるハモをかば焼きにした「はもカバ丼」が5月、浜松市西区舘山寺町の料理店など14店舗で売り出される。ハモの骨切りや冷凍保存を行う加工場が地元に整備され、地域で食材の安定供給に向けた動きが進む。

地元関係者は冬の「かきカバ丼」と並ぶ夏の”ご当地丼”として定着を図り、いずれはハモを多彩な料理に広めてゆく考えだ。(浜松総局・金野真仁)

遠州灘のハモは漁の開始が全国でも最も早い「走りハモ」と呼ばれ、大きな身と脂ののった味わいが特徴。舞阪漁港(同市西区)では4~9月に10~20トンが水揚げされ、主に関西地方の市場などへ出荷されている。京料理の食材として有名なハモも、浜名湖周辺ではなじみが薄い。
関係者は減少するウナギに代わる新たな地場食材として、ハモの活用を模索していた。



はもカバ丼は湯引きしたハモをかば焼きのタレにからめて炒め、地元の旬野菜と共にご飯にのせて提供する。5年ほど前に地元料理店が売り出して好評を集めたが、定着には至らなかった。

ハモの漁価は春に安く、需要が多い夏に向けて高騰する傾向があり、各料理店が夏場を通じて安定的に食材を仕入れることが困難だったためだ。

今春、同市西区の水産卸販売業「海老仙」が同町のふぐ組合から加工場を借り受け、自社の加工場と共にハモの骨切り機を導入した。

できるだけ春や夏前の値が安い時期に仕入れて冷凍保存することで、ハモを安定的に供給することが可能になるという。職人の数が減る中、手間を抑えればより手軽に使える食材として普及する可能性もある。

同社は今後、天ぷらなど多様な料理の食材としても提案していく。加茂仙一郎社長は「浜松でハモが水揚げされているのを知らない人も多い。これだけおいしい食材があるのだから、いずれは和洋中の料理にも使ってもらいたい」と語る





 

遠州灘天然ハモ蒲丼 静岡第一テレビ「ニュースevery.しずおか」で本日放送 

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お知らせしておりました下記の遠州灘天然ハモ蒲丼の取材放送が本日3月22日(木)18:15分からの静岡第一テレビ「ニュースevery.しずおか」の番組中での放送が決まりましたのでお知らせいたします。是非ご覧ください

冬の浜名湖牡蠣を使った食の名物、牡蠣かば丼」に続き、春から夏の新たな食の名物にしようと舞阪漁港に4月から水揚げされるハモを使う「遠州灘天然ハモ蒲丼」のデビューが迫っています。

先日舘山寺の「松の家」で行われました三種類の調理法による遠州灘ハモ蒲丼の試作・試食を静岡第一テレビの夕方の人気情報番組「ニュースevery・しずおか)が取材し、番組中で紹介されます。



用意されたハモはハモ料理に必要な骨切りを行った身を湯引きしたものです。ハモ料理といえば腕の中にまるで白い花が咲いたような姿を多く見かけます。遠州灘天然ハモ蒲丼はこの身を牡蠣かば丼同様に秘伝のうなぎのタレを使って調理します。



浜名湖かんざんじ温泉観光協会では浜名湖うなぎはもちろん、10月から舞阪漁港に揚がる遠州灘天然とらふぐ、冬の浜名湖を使った牡蠣かば丼に加え、既に遠州灘天然はもを料理に活用、四季の地物を使っておもてなしを行っています。
遠州灘天然ハモ蒲丼はさらに広くハモの魅力を伝える食の観光資源として販売を目指しています。



今回試作された丼は骨切りハモの身を薄力粉をまぶし焼く、湯引きハモに片栗粉をまぶし植物油で調理する、湯引きハモをバターで炒めるなどの3種、トッピングも楽しく工夫された三種の味を試しています。



「遠州灘天然ハモが獲れ出すまであと1ヶ月、さらにおいしい食の名物を登場させますよ」と松の家の大将、女将さん、娘さんにアピールいただきました。この様子がテレビ放送されます。



うなぎ食事処松の家さんはかんざんじ温泉街の入口からすぐ右、向かい側に駐車場があります。




 

タレと軽やかハーモニー 遠州「鱧カバ丼」自信作 中日新聞掲載

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春から夏の新たな食の名物にしようと、浜名湖かんざんじ温泉観光協会を中心に舞阪漁港に4月から水揚げされるハモを使う「遠州灘天然ハモ蒲丼」の準備を進めています。
試作の様子を中日新聞(3月18日朝刊)に掲載いただきましたので転載して紹介いたします。

こちらから大きな画像で全文をご覧いただけます。

 浜名湖エリアはウナギだけじゃない。浜松市西区舘山寺町の飲食店主らが地元、遠州灘でとれたハモを使った「鱧カバ丼」を売り出そうとしている。既に試作は最終段階で、早ければ四月半ばにも味わうことができそう。ウナギの不漁が続く中、新たな特産品としてブランド化を目指す(大城愛)

「これりゃ、いける」14日にあった試作会。地元の飲食店主や観光協会の職員らが参加者が沸き立った。「ハモ」と言えば、湯引きした真っ白な身に梅肉を添えた京料理を想像するが「鱧カバ丼」は一見、うな丼。かば焼きのタレとフライパンで炒めたハモは茶色の照りが美しく、口に入れるとふんわりと香りが広がる。食感はウナギより軽く、食べ進めてもくどくならない。

 「ハモ自体はあっさりとした味でね。各店秘伝のタレの風味をよく引き立ててくれるよ」。試作の中心となった日本料理店「松の家」店主新村浩利さん(70)が得意げに笑った。

 新村さんによると、ウナギより脂が少ないため、片栗粉をまぶして湯引きし、タレと絡みやすくした。浜名湖産のノリや、アイスプラントなど地元産の野菜が主役の脇を固める。「ウナギとハモの食べ比べ丼もいい」、「丼の人気が出たらハモ漁も盛り上がるかも」。試作会の参加者から次々と期待の声が上がった。

 浜名湖エリアといえばウナギのイメージが強いが、近年は漁獲量の激減で、仕入れ価格の高騰に悩む飲食店も多い。2010年には浜名商工会の発案で「牡蠣カバ丼」が売り出され人気を集めているが、11月~3月の限定商品のため、夏場にも売れる新たなご当地グルメの開発が求められていた。

換算時の飲食店主ら 来月売り出し

 4月中旬に漁が始まるハモは、これまでも有力候補であったが、たくさんの小骨の下処理など調理に手間がかかるのが難点だった。今回、下処理を行う加工業者の協力を得られて安定供給にめどが立ったという。
 今後はハモ漁の開始に向けて味を最終調整していき、賛同する浜名湖エリアの飲食店などで順次売り出す。使用する具材など「鱧カバ丼」とうたうための条件は定めるが、かば焼きのタレなど、店によって異なる味が楽しめる。

価格はハモの漁獲量に左右されるものの、うな丼や牡蠣カバ丼よりも安く抑える見通しだ。新村さんや関係者は「冬のカキ、夏のハモになればいいなあ」と新作丼への期待を膨らませた。
 問い合わせは、浜名湖かんざんじ温泉観光協会 053-487-0152へ

遠州灘のハモ漁
 徳島県や兵庫県など、主に西日本地域で盛んなハモ漁だが、浜松市西区の舞阪漁港の近海でも毎年4月中旬から1ヶ月間ほど、ハモが水揚げされている。浜名漁業協同組合によると、昨年4月分の漁獲量は約5トンだった。遠州灘でとれたハモは地元や関西圏に出回る。



 

ハモは舞阪漁港に揚がる地産の魚

カテゴリー │遠州灘天然ハモとは



四月、舞阪漁港の底曳き漁は名物メヒカリなどの水揚げに続き、いよいよ初夏に美味しくなるハモの水揚げがはじまります。

ハモは京・関西で珍重されているのはもちろん、その美味しさと料理の美しさから関東や全国でも楽しまれはじめている初夏の幸、このハモが浜名湖の最南端の舞阪漁港に揚がります。
その水揚げは5月中旬まで続き、主に関西方面へと送られています。



遠州灘天然ハモは今までもウナギ・牡蠣に続く食材としてかんざんじ温泉ほか地域でも楽しまれていましたが、今年は骨切り作業を済ませたハモを流通し、地産の遠州灘天然ハモとしてさまざまな料理に活かしていたけるよう準備を進めています。

その一つが人気の牡蠣かば丼に続く名物として企画する「遠州灘天然ハモ蒲丼」です。

今まで高級料理素材として使われていた地産のハモを広くお楽しみいただきたいと水揚げ期を前に準備を進めています。ご期待ください。



 

遠州灘天然ハモ蒲丼はじまります。ご期待ください!

カテゴリー │ご挨拶



 今回、浜名湖かんざんじ温泉観光協会を中心に、春までお楽しみいただいた牡蠣かば丼に続く季節(4月から)の名物として、新たな地域ブランド「遠州灘天然ハモ蒲丼」をお楽しみいただこうと準備を進めています。

天然ハモは舞阪漁港に4月から水揚げされ、かんざんじ温泉ほか地域でもお楽しみいただいていますが、さらに地元のみなさん、観光で訪れるみなさんに「遠州灘天然ハモ蒲丼」を通じて。地産のハモの美味しさを紹介したいと思います。

まずは3月からこのブログを立ち上げ、「遠州灘天然ハモ蒲丼」の魅力、取り組みを浜名湖かんざんじ温泉観光協会から、水揚げの様子は舞阪漁港(浜名漁協)から、海老仙からハモ加工について紹介してまいります。
三位一体での新しい浜松の地域ブランド・特産づくりにご期待をお願いします。